さて、今回で最後のあらすじ語りですよ!
ラスボスである謎の男との対決の結末を描いた19話、
そして最終話となる20話。
順に詳しくお話していきましょう!
☆19話19話は、物語後半としては比較的短めの再生時間となりました。
負傷したステイラーの傍らに立ち、謎の男に再び銃口を向けられるスピカ。
もう逃げられない状況の中、スピカは覚悟してぐっと目を閉じます。
そして鳴り響く銃声・・・ここまでは、18話のラストシーンと同じです!
さて、ここからが19話本編。
スピカは銃声を確かに聞いたはずなのに、最悪の事態どころか痛くもないことに気付きます。
そして目の前には呻き声を上げながら、倒れ付すステイラーが。
すんでの所でスピカを庇い、自らが銃弾を受けたのでした。
慌てるスピカに、自分は大丈夫だと微笑むステイラーですが、
銃弾は彼の肩を深くえぐり、一度目の銃撃以上に怪我は深くなっています。
ここでスピカは、一番危険な立場に立たされていながら、全く無傷の自分に気が付きます。
そして目の前には一番重傷を負っている、大切な人の姿。
ステイラーの行動は、全てスピカを守るためにしていることであり、
それは彼がスピカに告げた、
「たとえ何もかも失っても、僕だけは君を守る」
という、本編でも何度か出てきた約束の、まさに体現なのです。
「私のためにこんなになってまで約束を・・・」もうスピカも泣いちゃうわけで。
いやあ・・・自分で話を作って、自分で脚本書いておきながら、
このマドレーヌという物語は本当に、登場人物の自己犠牲精神が凄まじいと思いました。
今回のステイラーのような人が他の話でもバリバリ出てきますからね!w
さてさて、お話を戻します。
再びスピカに銃口を向け、今度こそと狙う謎の男に忍び寄る影・・・
そして彼の背後から襲いかかったのは、なんとシズーレ!!
謎の男は倒れ付し、シズーレはスピカと共にステイラーを支えながら脱出を試みます。
しかしステイラーは見逃しませんでした。謎の男が落とした銃に必死に手を伸ばしているのを!
ステイラーは力を振り絞って、謎の男が手に取ろうとした銃を部屋の隅に蹴り飛ばします。
これにて謎の男、完全に武力を失い完全敗北。がっくりを肩を落としました。
いやあ、もうどこまでやるのっていうくらいステイラー体張って大活躍です。
でもステイラーもさすがに頑張りすぎたのか、気を失ってしまいます。
ここでヴィスコンティエ家の部下達を引き連れたノノアールと、ミーオにマーコも来て、
マドレーヌ一座は全員無事再会、ステイラーも運ばれていくのでした。
さて、全ての黒幕を捕らえ、これで今までの全ての悲劇が幕を下ろしました。
しかし、スピカに、親友のシズーレは語りかけます。
「あなたはスタートラインに立ったばかり」と。
スピカは先ほど意識の奥で、父に言われた言葉を思い出し、
夜明けと共に、新たな始まりに決意を固めるのでした。
以上が19話『夜明け』のお話でした!
☆20話さて、いよいよ最終話です。
この話では、19話の3日後へと時間が飛びます。
第1話を初め、要所で入ったスピカの語りが冒頭に入り、
謎の男の末路、負傷したステイラーの状態などが語られます。
それを初めとして、最終話は後日談と言った形で語り多めのお話となります。
そして本編が始まった場所は、教会の鐘が鳴り響く墓地。
スピカが両親と妹、コメットのお墓にお参りをしています。
処刑されたバロウズ侯爵の遺体が本来罪人用の共同墓地へと葬られるところを、
彼の無実を信じていた国王のはからいにより、内密に安置させられていたこと。
今回の事件を経て無実が証明されたことにより、妻と娘が眠る墓の隣に埋葬されたこと。
それらがヴィスコンティエ侯爵の口から語られ、そこにスピカが来たことにより、
長い間離れ離れだったバロウズ侯爵一家が揃ったのです。
ヴィスコンティエ侯爵とステイラー、マドレーヌ一座の面々が見守る中、
スピカは家族へと語りかけるのでした。
そしてヴィスコンティエ侯爵から、彼が国王に謁見していたことも話されます。
その傍らには、怪我をしていたステイラーに代わりスピカの姿があったことも。
スピカは国王から、国に返上されていた自らの貴族としての身分を改めて賜り、
そして、父のバロウズ侯爵の持っていた金の勲章も同時に預かり、
それを未来のバロウズ家当主となるステイラーに託したのでした。
スピカの幸福を見守っていたノノアールは、
ミーオに明日、スピカを残してマリネスク王国を発つことを決断。
一座のそれぞれが苦悩していたスピカとの別れが、ついに訪れたのです。
翌朝早く、スピカには告げず、ステイラーだけが見送りに来て、
ノノアール、ミーオ、シズーレ、マーコは朝早い船の港にいました。
貴族の娘に戻ったスピカに、流浪の旅芸人の一座に戻る必要はないと言うノノアール。
ステイラーと互いに礼を言った彼女達は別れを告げ、船に乗り込もうとします。
と、その時、遠くから引き止める大きな声と、走ってくる足音。
彼らが振り返った先に居たのは、旅支度をしたスピカでした。
スピカはこれからバロウズ家を再興していくためにもっと色々学びたいと、
マリネスクには残らず、まだマドレーヌ一座で旅を続けることを選んだのです。
ステイラーもそんなスピカを受け入れ、心を込めて彼女達を送り出します。
そして、互いに笑顔で、新たな旅立ちを迎えるのです。
これで、スピカを巡る『星の記憶』の物語はおしまい。
ですが、マドレーヌ一座の旅路はまだまだ続くのでした。
ちょっとざっくりですが、以上が20話『新たな旅立ち』でした!
というわけで、『Madeleine~星の記憶~』本編はこれにて完結!
演じてくださった全てのキャストの皆さん、製作と更新を手伝ってくれたスタッフさん達、
ドラマを聴いてくれた視聴者の皆さん・・・本当に本当にありがとうございました!!!
皆さんのおかげでここまでくることが出来ました!
先ほども述べた通り、企画の更新はもう少しだけ続きますが、
本編の更新終了に際して、改めてお礼を言わせていただきます。
このブログも次回で恐らく最後の更新になると思われるため、
ご挨拶が主になりますが、最後まで心を込めて書かせていただきます。
それでは、今回はここまで。
これにて本編に関する更新は終了!改めて、最後までありがとうございました!
特設HPでの次回の更新をお待ちくださいませ。
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